■節子への挽歌4999:「もっと宇宙とつながりなさい」
節子
新聞の夕刊を読んでいたら、俳優のサヘル・ローズさんがコラムで中井貴一さんから「もっと宇宙とつながりなさい」と声をかけられた話を書いていました。
舞台でうまく演じられなかった時にかけられた言葉のようです。
最近は新聞の夕刊はほとんど見ないのですが、なぜか今日は開く気になって、開いたページに目をやったらこの言葉が目に入ってきたのです。
サヘル・ローズさんのことは以前、テレビの「こころの時代」で人柄を少し知っていましたし、中井貴一さんは私が好きな俳優です。節子も好きでした。
「もっと宇宙とつながりなさい」
私も最近、意識しているのが、これです。
私の場合は、「つながる」というような能動的な意識ではなく、むしろ「ひきうける」というような受動的な感情なのですが、気分的には同じような気がします。
宇宙は私なのかもしれないというような感覚も、最近は少しわかりだしているような気もします。
しかし、それにもかかわらず、最近の私は自閉している気がします。
心がどうにも開かない、というか、動かない。
椅子にじっと座っていたい気分にまた陥っています。
せっかくよくなった腰の痛みがまたぶり返しそうですが、逆にそれをどこかで期待している面もある。
宇宙につながれば、自分は孤独ではないことを感じられますが、逆に孤独に浸りたい気分も、最近浮かんできます。
コロナによるステイホームの影響が、どうも私にも出てきているようです。
毎週湯島に出かけているものの、以前に比べたら、在宅時間は激増しています。
さてさてどうしたものでしょうか。
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