■節子への挽歌5031:80歳になりました
節子
80歳になりました。
朝起きてフェイスブックをひらいたら、誕生日おめでとうメッセージが書き込まれていました。
最初に書き込んでくれたのは、節子もよく知っている田中弥生さんです。
それを皮切りに、いろんな人がメッセージを書き込んでくれました。
最初の数名だけにはコメントをお返ししました。
今日もサロンを開いいたのですが、最初に来た中嶋さんが、誕生日おめでとうと言って、養殖ではないたい焼きを持ってきてくれました。
本当は一緒に食べようと言うつもりだったのだと思いますが、今日は食欲が全くなく、勝手にもらって帰ることにしました。
しかし、湯島に来てからは、誕生日のことも忘れていましたが、まさか中嶋さんが思い出させてくれるとは思ってもいませんでした。
サロンをしているうちに、また誕生日のことを完全に失念。
帰宅すると、今日の夕食は手巻き寿司だと言うので、何かあったのかと訊いたら、今日は誕生日でしょうとユカに言われました。
最近は誕生日に全く関心を失っています。
節子がいた頃は、家族の誰かの誕生日はいつも手巻き寿司パーティでした。
それを思い出して、今日はいつもは別々に食事をしているジュン家族も来るのかと訊いたら、決まっているでしょう東京都、また叱られました。
にこが私の絵を描いてプレゼントしてくれました。
服装は上下ともいつものTシャツと薄茶色のズボンで、しかも裸足になっています。
顔にはしっかりと大きなシミがある。目が大きいこと以外は正確です。
娘たちからはプレゼントはありませんでした。
何をプレゼントしても私が喜ばないので、もうあきらめたのでしょう。
食事の後、トランプの神経衰弱をやることになりました。
最近幼稚園でやっているのだそうです。
ちょっと手加減しましたが、孫が一番でした。
トランプをやったのは、久しぶりです。
それにしても80歳まで生きるとは思ってもいませんでした。
節子がいなくても、なかなか現世から自由になれません。
困ったものです。
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