■平将門ゆかりの場所のウォーキングツアーのテスト版報告
昨日は将門プロジェクト準備会主催で、我孫子と柏にある将門ゆかりの場所のウォーキングツアーのテスト版を行いました。
こういう時期だったので、今回は市外からの参加は見合せ、内輪だけのテスト版として行いました。市外から申し込みいただいた方、申し訳ありませんでした。
前半は我孫子で、「将門記」にある「其記文に曰く、王城を下総国の亭南に建つべし。兼ねて檥橋を以って号して京の山崎と為。相馬郡大井の津を以って京の大津と為む」に沿って、王城址、檥橋、大井の津に比定した場所を回りました。
平将門の居館が、我孫子市の湖北にあったと新設を主張している、我孫子の文化を守る会の戸田七支さんが企画案内してくれました。戸田さんによれば、実際にこのコースを将門を意識してみんなで歩くのは今回が初めてだそうです。
戸田さんの説明がなければ、将門はあまり意識できませんが、戸田さんのおかげで、かつての香取海さも見えてくるようでした。創造力を楽しむコースでした。
戸田さんのお考えに興味のある方はご連絡いただければ、戸田さんの論考を書いた小文をお届けします。
後半は、手賀沼をはさんで対岸の柏市沼南の将門神社や福満寺、香取神社などを越岡さんの案内で回りました。こちらはその近辺に将門通りとか王城通りとか道路サインもあります。将門を思わせるような、生活習慣もいまだに残っているようです。
先日、私は一人で岩井の将門神社を訪れましたが、越岡さんのお話を聞きながらだとその小さな祠が、全く違って見えてきました。ガイドの力の大きさを感じました。
越岡さんのおかげで福満寺の奥にある将門の夫人が使っていたという井戸も見せてもらいました。
通算4時間。ちょっとハードでしたが、戸田さんと越岡さんのおかげで、なかなか体験できない4時間になり、魅力的なコースやプログラムが企画できそうです。
実際に歩いてみると、いろいろなことに気づきます。
今回の体験を踏まえて、6月か7月にぜひ公開のウォーキングツアーを呼びかけさせてもらう予定です。我孫子編と柏編の2回に分けるかもしれません。
今回参加した10人のみなさんとまたコースや内容を検討していく予定です。
戸田さんの講演会は、最近すこしずつ開催されだしていますが、これも企画できればと思います。
新型コロナの動向次第ということもありますが、最初に回った我孫子の観音寺(日秀神社)ではたまたま居合わせたご住職が、普段は入れない堂内に入れてくださり、さらに疫病退散のお札までみんなに下さいました。将門の霊力で、コロナも静まってくれるでしょう。
ちなみにそのお札には、最近観音寺で見つかった古くからのお札の版木に彫られた記号のような文字が刷られています。戸田さんは神代文字にも関心があるのですが、これこそ神代文字だとおっしゃっています。
神代文字もいろいろありますが、たしかにこれは神代文字といわれるものの一つでしょう。
将門プロジェクトは、ますます面白くなりそうです。
ご関心のある方はぜひ仲間になってください。
写真の一部を掲載させてもらいます。
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