« ■半藤一利さんの最後の著書「戦争というもの」 | トップページ | ■オリンピックは政治問題? »

2021/06/25

■節子への挽歌5062:こんな話はなかなか聞いてもらえないとある人がやってきました

節子

昨日、サロンの前に話したいことがあると言って一人の女性が訪ねてきました。
話し出したのは、新型コロナの話です。

1年以上前、まだコロナ騒ぎが始まりだした頃に、彼女はある体験をしました。
そこから何かおかしいと感じて、新型コロナのことを調べだしました。そして行き着いたのが政府のホームページにある「スマートシティ構想」や「ムーンショット計画」。

彼女が言うには、政治や経済などには全く無知の自分でも、マスコミの一方的な情報を鵜吞みにせずに、ネットで調べれば、いろいろなことが見えてくる。そして見えてくると、知らなかった自分が恐ろしくなる。
そして映画「マトリックス」の話になり、自分はいったい実在するのか、マトリックスで描かれたような形で存在するとしたら、一体生きることに意味があるのか。
でもこんな話はなかなか聞いてもらえない。

新型コロナが気になりだしたのは、私も昨年のはじめですが、冷静にきちんとフォローしていくとおかしなことばかりです。
私にはいまでも新型コロナウイルスの脅威は本当なのかという疑問があります。
まさに情報操作によってつくられた物語としか思えません。
もちろん危険がないなどといっているのではなく、インフルエンザや肺炎や脳梗塞と同じく危険はある。だから十分に注意しなければいけませんが、逆に今の状況は注意すべきことから注意をそらさせ、脅威を広げているようにさえ思うこともあります。
行政とマスコミが協力してはやらせようとしているようにさえ思うこともある。

サロンでもコロナ騒ぎは話題になりますが、みんなマスコミ情報をベースに語っているので、退屈です。ほとんどがだれかが語りつくしたことの二番煎じの話ばかりです。
しかし彼女の話は違います。
きちんと自分で調べ、行き着いたのはとんでもなく遠くにある事実だったわけです。

こういう行動ができるのは、生活者としてしっかりと生きている女性だからかもしれません。
男性たちは事実よりも情報をベースにもう一つの事実をつくってしまい、そこに安住してしまいがちです。
知識が現実を見えなくしてしまうことも少なくありません。湯島のサロンでも何も語らずにとうとうと話す人も少なくありません。
「自分」を主語として言動する人たちが少しずつ増えてきているとしたら、まだ未来に期待が持てるかもしれません。

そんな気がしました。
彼女にはサロンをやってもらうことにしました。

 

|

« ■半藤一利さんの最後の著書「戦争というもの」 | トップページ | ■オリンピックは政治問題? »

妻への挽歌20」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ■半藤一利さんの最後の著書「戦争というもの」 | トップページ | ■オリンピックは政治問題? »