■自治体行政の仕事の邪魔をしているのは私たち住民かもしれません
わが家の近くに都市計画道路手賀沼公園・久寺家線がやっと開通しそうです。
といっても開通は来年の3月ですが。
この道路が話題になってからもう長い時間がたっていて、5年ほど前にはもうほとんど出来上がっていたのですが、最後のわずかな部分の土地買収問題などで止まってしまっていたのです。最後の説明会が行われてからも、もう10年以上たっていて、もうみんな問い合わせさえしなくなってきていた気もします。
昨日は、その住民説明会がありました。
新型コロナ対策もあって、近隣自治会からの参加も2人以内とされていました。
私の自治会ではありませんが、説明会に参加するのかある人に訊いたら、開通が決まってからの説明会は遅すぎるよと、その人は参加しないそうでした。
先月の別の道路の説明会には参加し、質問までしていたのですが。
前回の道路の説明会もそうでしたが、今回も行政のご苦労がよくわかります。
しかしたぶん行政と住民との関係が一番の問題なのかもしれません。
生活環境を整える行政とそれに依存する住民という関係があまりに強い。
道路や道は住民みんなが生活を支えてもらうものですから、行政だけではなくもっと住民が一緒になって取り組むべき課題だろうと思います。
基礎自治体の行政のやり方は、そろそろ基本から見直すべきでしょう。
この問題は、昨日の湯島のサロンでも話題になりました。
道路に関しても、「自動車優先の道路」から「生活中心の道」へと基本の発想を変えるべきではないか。
私たち住民は、もっと基礎自治体行政に対する共創感覚を持つことが大切ではないかと思います。行政の仕事の邪魔をしているのは、もしかしたら私たち住民かもしれませんね。
説明会に参加して、そんなことを改めていろいろと考えていました。
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