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2021/06/22

■節子への挽歌5059:青木さんとの草むら談義

節子

今日も雨が降らなかったので畑作業に行きました。
この時期、雨のために作業できない日が数日続くともうやる気を失うぐらいに野草が元気になるのです。

今日は道沿いの花壇部分の草刈です。
作業を始めたら近くの青木さんがやってきました。
節子の話になりました。
青木さんは、節子にお世話になったと時々言います。
あまりお世話にはなっていないと思いますが、花かご会の関係かもしれません。

そこからお互いに斜面の草の上に座って少し床屋談義的な話になりました。
いま話題のオリンピックや菅政権批判など、かなり手厳しい話が出ました。
農作業をみんなでやっていたころは、作業の合間にみんなお茶を飲みながら、こういう話で盛り上がっていたのかもしれないとふと思いました。
日本人は、みんな政治に関心が高く話し合っていたのかもしれません。

おかげで作業はあまり進まなかったのですが、それでも45リットルの大きな袋に4袋も刈り取りました。
ものすごく繁っている場所にも少し切り込みだしました。
しかし、そのあたりはかなり大変です。
数年前に再会した時には、蛇に出会ったり野鳩の卵を見つけたり、いろいろありました。
しかし今回はまだそういう意外なものには出合っていませんが、鎌だとか鍬だとか、農機材などが出てきます。
しかもじめじめしていてあまり気分がいいものではありません。
やはり開墾作業は太陽の強い陽射しの下がいいです。

ミョウガがたくさん出ていました。
成長しすぎていて、食材にはなりませんが。
里芋も目が出ていました。
芋ができているかどうかはわかりませんが。
2年前の頑張りをちょっと思い出しました。
やはり何か野菜を植えてもいいような気がしてきました。

青木さんが話していました。
自分が小さい頃の我孫子はみんな貧しかったが活気があった。
いまはみんな豊かになったかもしれないが活気がなくなって、人付き合いも変わってきた。
畑に行くと必ずといっていいほど、青木さんがやってきます。
おかげで以前よりもずっと親しくなりました。
節子のおかげですね。

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