■緊急事態宣言下でのオリンピック強行という不思議な政府
緊急事態宣言下でのオリンピック強行という不思議な政府には驚きます。
非統治者の私としてはどちらを優先すべきか。
残念ですが、オリンピック中止に関しては私には成す術はなく、昨日書いたような「たった一人のオリンピックボイコット運動」しかできません。
せめて一部のスポーツ選手がボイコットしてくれることを期待していますが、その気配はありません。
となるとできるのは緊急事態宣言無視です。国が守ってくれないのであれば、まさに「自助」しかありません。これは菅さんの方針には合うでしょうし。
こういう人は少なくないでしょう。
政府批判はあまりしたくはないのですが、あまりに醜い。
私欲のための政府に完全に成り下がっているように思えてなりません。
なぜ知性ある政治家が行動を起こさないのでしょうか。
それに、緊急事態宣言下の日本にまともなスポーツ選手はやってくるのでしょうか。
そもそも冷静に考えれば、まともな競技などできるはずもありません。
そこで優勝して何の意味があるのか、と私は思います。
でもまあビジネスとしては成り立つのでしょう。
知性あるスポーツ選手もいるかなと思っていましたが、どうも期待外れです。
オリンピックは無視していたのですが、あまりのおかしさに怒りがこみあげてきてしまいました。
まだまだ人間ができていません。困ったものです。
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