■節子への挽歌5088:猛暑が続きそうです
節子
今日も朝から暑さ(28度)と湿気(73%)が襲ってきます。
最近また朝のテレビ体操をやっているのですが、10分の軽い体操をやるだけで汗が出てきます。
昨日はがんばって出かけましたが、今日は畑に水をやりに行くのもさぼってしまいました。まだ7時になっていないのですが、太陽ももうかなり高くなっていて、部屋の中に陽が差し込んできます。
朝、何かをやるのであれば、6時までです。
昨日、あまりの暑さにエアコンをいれてしまいました。一度いれてしまうとそれに慣れてしまい今日もいれてしまいそうで。
しかし、暑い中にも窓を開けておくと時々さわやかな風が入ってくる。その気持ちよさは何とも言えない。私はそれが好きで、エアコンが嫌いなのです。
エアコンで涼しい状況になれてしまうと、部屋から出た時の暑さには不快に感じます。
しかし暑さの中にいて、時にそうしたわずかな涼風に幸せを感じます。暑ければ暑いほど、わずかな涼しさに癒される。
不幸と幸福は、コインの表裏です。
私は、できれば「不快」よりも「幸せ」を感じやすくなるような世界で行きたいと思っていますが、エアコンのような誘惑は私にさえもとりついてくる。
いま読んでいる「監視資本主義」によれば、私たちは今や、自分さえもが操作されている。「監視」ではなく「操作」されているのです。
快不快も、幸せや不幸も、みんな外部から与えられるようになってしまった。
それにどう抗い、自分をしっかりと生きるにはどうしたらいいか。
そういうことを考えるためにも、エアコンに依存せずに、暑さに立ち向かいたい気もしますが、この暑さだと今日もエアコンの誘惑に負けそうです。
しかし、暑さの効用を考えると、いろんなことに気づきます。
エアコンを入れてしまう1日になるか、暑さの中でわずかな幸せを楽しむ1日になるか、まだ決めかねています。
それほど暇になってしまったとも言えますが。
でもやらなければいけないことはそれなりにたくさんあるのです。
ただやる気が出てこないだけです。
それは必ずしも暑さだけのためではありません。
人の行動は、自分であっても、なかなかわからない。
困ったものです。
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