■一昨日の益田サロンの報告がなかなか書けません
一昨日のサロンで、遺伝子の変異が話題になりました。
そこから遺伝子は4つの塩基で構成されているという話になり、それは「実体」なのか「仮説」なのかで議論になってしまいました。もっとも「仮説」と言ったのは私だけだったのですが。
議論の勢いから、私は4つではなく352かもしれないと口走ってしまいました。
そうしたら中学生でも4つだと知っているという反論を受けました。
たしかにそうでしょう。
この議論を聞いていた参加者は、私の「頑固さ」にあきれたようで、もう少し柔軟になれば議論はもっと先に進んだのにと注意されました。
私は全く反対に思っていたのですが。
遺伝子の構造が解明されたために、世界は大きく広がりました。
しかし、それによって世界が狭められたとも言えるかもしれません。
このサロン(益田さんのサロン)は、私には毎回とても面白いのですが、その面白さや内容を言葉で伝えることが難しい。今回は特に難しいと思っていました。
今日、明け方に目が覚めた時に、その伝え方がわかったような気がして、5時前に起きて、報告を書き出したのですが、そのとたんに「閃ていたこと」がなんだか退屈に思えてきてしまいました。たぶん私の「知識」が邪魔しているのでしょう。
鳥は知識がなくても空を飛べるが、人間は知識によって空を飛ぶ。
これも一昨日のサロンで話題になったことです。
知識は世界を見えるようにしてくれますが、逆に世界を見えなくもしてしまう。
報告はまた書けそうもなくなってしまいました。
早く起きたのにやることがなくなってしまいました。
蝉の声がうるさいほどです。
散歩に行こうかと思いましが、あまり朝早い散歩はリスクもあるので、まあボーっと過ごすことにしました。
また寝てしまうかもしれません。
平和な朝です。
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