■自由にものが言える幸せ
さすがにこういう状況ではテレビでもオリンピック中止の話が出るかと思っていましたが、全く出てきません、
緊急事態宣言とオリンピック開催とは矛盾すると怒りをあらわにする人は数名いましたが、誰もオリンピック中止は明言しない。
やはりみんなオリンピック賛成なのですね。
いくら批判しても、怒りをあらわにしても、すべてポーズだけなのかと思います。
そもそも無観客かどうかなどという話は些末な問題でしょう。
無観客かどうかを議論するということは開催に賛成だということでしかありません。
問題は開催するかどうかです。
こういう「問題の立て方」は最近の常道です。
問題の立て方の段階で、すでに議論は終わっている。
ともかくいまのテレビ界はオリンピック賛成者たちで覆い尽されている。
こういう状況を作り上げてきたのは、まさにテレビだろうと思います。
ある雑誌が「コロナ五輪強行! 翼賛メディアの大罪」を特集していますが、違和感なく読めました。
菅さんだけが悪いのではなく、こういうテレビコメンテーターが一番責任は重いと思います。
せっかくテレビで発言できるのであれば、素直に自分の意見を明言したらいいのにと思いますが、「そこまでは言えない」と言い訳しているのが醜いです。
自由にものが言える幸せを感じます。
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