■まちづくりの基本はまず生活地域からだと思います
今年、私は自治会の会長役を引き受けさせてもらいました。
私たちの自治会は200世帯弱なのですが、16の組に分かれていて、順番に担当組のだれかが会長役を引き受けることになっているのです。
私たちの組は13世帯なのですが、私が最年長なので、前回も今回も会長をさせてもらっています。
ほかの役員もいろいろとありますが、それも会長役の組で引き受けますが、みんなとても協力的なので、手を挙げた人がそれぞれの役割を担ってくれていて、メーリングリストで連絡しながら、みんなで役割を果たしています。
私の役割の一つは、何か問題提起されれば、その解決にちょっとだけ手を貸すだけです。
基本はそれぞれの関係者が自らで解決するようにしたいと思っていますので、できるだけ何もしないのが理想です。
しかし一つだけ私が始めたことがあります。
毎月、自治会活動の報告を書いて全戸に回覧することです。
長々と書いては読んでもらえないので、毎月、A4版1枚に5項目以内でまとめるようにしています。
また、単なる報告ではなく、できるだけ呼び掛けるように心がけています。
たとえば今回は、地区社協は住民の寄付とボランティア活動で成り立っていることを紹介し、活動にボランティア参加する人の呼びかけをしました。意外とみんな、地区社協の活動は知らないのです。
あるいは、近くの交番の担当のおまわりさんの名前を紹介し、何かあれば相談に行くといいと書きました。もちろんそのおまわりさんにはもしだれかが言ったらよろしくとお願いしています。一度、おまわりさんを囲む会もやってもいいかなと思っています。何しろ最近は高齢者狙いの電話詐欺も多いようですし。
そんな形で、自分たちのまちは自分たちでできるだけよくしていこうと呼びかけているのです。
今日は6月の報告を書いて、いま回覧に回しました。
| 固定リンク
「社会時評」カテゴリの記事
- ■言葉に管理される人間から言葉を活用する人間へ(2022.04.15)
- ■「人新生の時代」か「人消失の時代」か(2022.04.15)
- ■「これがスポーツか」(2022.02.17)
- ■コロナ感染不安症に私もかかってしまっているようです(2022.02.16)
- ■コロナ恐怖症候群の脅威(2022.01.24)
コメント