■節子への挽歌5093:15年ぶりの早朝の手賀沼公園
節子
5時に起きて、手賀沼公園に行ってきました。
目的は手賀沼のエビを捕まえるためです。
昨日、にこから借りていた網を持って出かけました。
まだ暑くもなく、とてもさわやかでした。
手賀沼に着いた途端に思い出したのが、節子と毎朝通っていたころのことです。
闘病中の節子の運動のために、毎朝2人で手賀沼公園に通い、そこからしばらく湖畔を見ていたのです。
あの頃の自分を思い出すと、いったい何をしていたのだろうかと後悔ばかりです。
治るという確信を持ちすぎていたために、大事な残された時間をきちんと使わなかった気がするのです。
あの頃の様子と手賀沼湖畔はほとんど変わっていません。
変わったのは節子がいないことだけ。
節子がいなくなってから、一時期、手賀沼公園には行けなくなりました。
いまはもう行けるのですが、早朝の手賀沼は久しぶりです。
一挙にいろいろなことがあふれ出てきました。
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