■節子への挽歌5082:見回り対象になった自覚のなさの反省
節子
一昨日、チャイムが鳴ったので出ていったら、マスクをしない高齢者が立っていました。
もしかしたら道に迷ったのかなと一瞬思いました。
前にも道に迷った認知症の高齢者が家に入ってきたことがありますから。
何でしょうかと尋ねると、「民生委員ですが」というのです。
それで納得し、社会福祉協議会の関係で自治会会長に相談に来たのかなと思いました。
前の会長の時も、民生委員が挨拶に来たからです。
しかし、そうではなく、私が訪問対象の高齢者だったのです。
たしかに身分証明書らしいカードを胸にぶら下げていました。
突然に「健康上何か問題はないですか」と訊かれました。
全くありませんというと、次はお一人住まいですか、と訊く。
ちょっとまた不信感を持ちました。
あまりの目線の高さ。
自治会をやっていると、この種の男性高齢者は少なくないのです。
娘家族たちと一緒ですよ、というとそれはよかったといいます。
家族構成を話し出すと、さえぎられて、お一人でなければいいのですと言われました。
一体何をしに来たのでしょうか。
その人が帰った後、そうか私も見回り対象の高齢者なのだとやっと気づきました。
しかし、これまで何の連絡もなく、突然、見ず知らずの人がマスクもしないで、やってきて「一人住まいか」とか聞かれたら独居高齢者は不安に思うでしょう。
我孫子の社会福祉協議会はいささか問題があるような気がしました。
節子も民生委員をやっていましたが、その頃はかなりしっかりした研修があったような気がします。
まさかこんな対応はしていなかっただろうなとちょっと不安に思いました。
それはともかく、私も見回り対象になった。
いやもうだいぶ前からなっているはずですが、その自覚が全くない。
それに気づきました。
少しそういう自覚を持たねばいけません。
こんど民生委員がやってきたら、元気だなどと言わずに、何とかやっていますと答えるようにしようと思います。
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