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2021/08/07

■もうこれ以上を「不安」をばらまかないでほしい

昨日、小田急線の車内で、突然、乗客の一人が車内の乗客を次々と刃物で刺すという事件が起きました。加害者の若い男性は、緊急停車した車内から逃走しましたが、1時間ほど後に、コンビニで「ニュースでやった事件は私がやりました」と自首したそうです。
こうした事件の報道を見て、いつも感ずるのは、加害者はなぜそんなことをしたのかという疑問です。

 どんな理由があれ、他者を指すような行為は許されません。しかし同時に、そういう事件が何を意味しているのかは、しっかりと考えなければいけません。私自身、いつ、同じような事件に巻き込まれるか、あるいは起こすか、わかりませんから。

すべてを昨今の社会のせいにするつもりはありませんが、いまの社会の風潮が全く無縁であるとも思いません。正直、私でさえ、時にイライラしてしまうこともある。暑さのせいもあるかもしれませんが、やはりどこかにコロナ騒ぎが影響していると思います。
もうこれ以上、不安にさせないでほしいものです。政府がやるべきは、国民の不安を解くことですが、いまの政府はその真反対のことばかりやっています。

私は、比較的わがままに、自分の意志を貫こうとしていますが、多くの人はもっと他者に気遣い、付き合い上、ワクチンをうち、マスクもし、外出も自粛しているでしょう。
思うように活動できない運動好きの高校生が、東尋坊に向かいたくなるほどなのです。
見えないところで、大きな何かが鬱積し、突然にそれが爆発してしまう。いつ誰に、そんなことが起こっても不思議でないほど、いま社会は窮屈になっているのかもしれません。

どうしたらいいのか。
私にできることはないのか。
こういう事件の報道に接して、いつも考えながら、何もできずにいます。

 

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