■節子への挽歌5111:同世代の友人たちとの付き合い
節子
朝、新聞を取りに行ったら、分厚い封筒が入っていました。
我孫子で市民活動をしているYさんからの手紙でした。
あるプロジェクトの提案企画と合わせて、宿題が入っていました。
やや専門的な問題かもしれません。
今日はちょっと別件でバタバタなので、明日、読ませてもらって、その宿題を果たそうと思っています。
ところが、朝食を食べていたら、今度は、埼玉県のKさんから電話です。
Kさんの会社は、いまお盆休みの最中ですが、どうも退屈なので電話してきたようです。
Kさんは社長ですが、今年は旅行にも行けず、退屈なので会社に出てきているようです。
Kさんとは長い付き合いですので、体躯なのでと言われれば、電話でつきあ会うしかありません。
なんと1時間を超える長電話でした。
今日はいろいろとやろうと思っていたのですが、ちょっと気が抜けてしまいました。
YさんもKさんも、私と同世代です。
私よりはわずかに年長ですが、Yさんは社会活動に、Kさんは会社活動で忙しいのです。
私と同世代の男性たちは、時間を持て余している人も少なくありませんが、このふたりはいずれも課題をお持ちなので、とても元気です。
Kさんは会社の社長ですので、ビジネスに忙しいとも受け取れますが、私から見れば、単なる金儲けビジネスではなく、社会活動とも言える気がします。
しかし、その進め方は私の考えとは相容れません。
だからKさんからは、私には会社の経営に関してアドバイスするなと言われています。
時に、言いたくなって、話し出すと喧嘩になりそうになってしまいます。
にもかかわらず、どこかお互い、気が通ずるところがって、話したくなることがあるのです。
今日は、Kさんにとってはそういう日だったのでしょう。
7時半に電話してくるのは、私にはルール違反ですが、ついうっかりと出てしまったのです。
そして気がついたら、8時半を過ぎていました。
そういえば、昨日の夕方も、やはり同じ世代のTさんから電話。
彼も課題を抱えて忙しく活動している人ですが、時々の長電話。
まあこれも付き合わないわけにはいきません。
人との付き合いは、実に煩わしい。
しかし、それこそが生きる意味かもしれません。
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