■第2回我孫子「はじまり場サロン」報告
我孫子での第2回「はじまり場サロン」を開催しました。
大雨が心配されるなか、6人の方が参加され、新たに2つの「やりたいこと」の提案がありました。併せて、前回、提案のあった「手賀かるたづくり」とすでに進められている「将門関係の講演会」の報告がありました。
新たに提案があったのは「あびこ行探クラブ」と「柳兼子研究会」です。
「あびこ行探クラブ」は、我孫子市の行政に関して、住民視点からちょっと気になることを、公開されている行政情報資料をしっかりと探索し、行政に対して建設的な提言をしていこうという活動をするグループを立ち上げたいという提案です。
行政の粗探しではなく、縦割り行政になりがちな行政の視点を、生活の視点で問題提起し改善していくのが目的です。同時に、そうした活動を通して、行政への市民の関心を高めていければというのが提案者の思いです。
提案者はすでにこうした活動のために、さまざまな試みもしてきていて、その一部を紹介してくれました。
今日の参加者の中で、早速、3人は参加したいと表明しましたので、試行的に動き出し、それを含めて正式のプロジェクト提案を、まちづくり編集会議のプレゼン大会で行ってもらうことになりました。
「柳兼子研究会」は、我孫子で活動していた白樺派の柳宗悦の伴侶である柳兼子に焦点を当てた研究会のようなものを立ち上げようという呼びかけです。
白樺派に関しては知っている我孫子市民も、柳兼子は意外と知られていないかもしれません。しかし、柳兼子の存在は、とても大きい。それを発掘し、できれば柳兼子を中心にした活動を世界記憶遺産に登録できないかという壮大な構想まで話が出ました。
提案者は、すでにかなり研究も進めていますし、これまでもいろいろな提案もしてきていますが、なかなか仲間が広がらないという課題にぶつかっているようです。
これもまずは、関心のありそうな人たちに呼びかけて、小さくてもいいので、研究会のような場を立ち上げたらどうかということになりました。
というわけで、今回も2つのプロジェクトが「孵化」しそうです。
こんな感じで、やりたいことに取り組む動きを、ささやかに後押しできるような場に、はじまり場サロンがなっていけばと思っています。
次回は9月12日の午前10~12時に開催します。
こんなことをやりたいなという人がいたら、気楽に参加して、思いを話してください。
仲間が見つかったり、動き出すヒントがもらえたり、動き出したくなったりするかもしれません。また今は特にない方も、参加して誰かの提案を聞いたら、自分のやりたいことが見つかるかもしれません。
発表したからと言って、やらなければいけないわけでもありません。
気楽な放談会でもありますので、よかったら気楽にご参加ください。
原則として毎月、第2日曜日の午前中(10~12時)に開催します。
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