■節子への挽歌5124:年寄りの冷や水
節子
今日はにこの夏休み最終日だというので、朝、どこかに行こうかと提案しました。
幸いに今日は友だちと遊ぶ予定がなかったので、提案は採用され、ジュンもユカも一緒に出かけることになりました。
ところが緊急事態宣言下では閉鎖しているところが多いのです。
結局、印西の木下万葉公園に行くことになりましたが、長い滑り台しかないよとジュンから言われましたが、まあのびのびした方がいいと思い、出かけました。
ところが、まさに長い滑り台しかないのです。
滑り口まで登るだけでも大変だったのですが、にこから競走しようと言われたので、階段を走りあがることにしました。
ところがこれがかなりハードです。
残念ながらにことの競走ではまだ私は勝ったことがないのです。
私が滑り台の入り口に着いた時には、にこは滑って降りて行ってしまっていました。
ところが、取り残された私は気分が悪くなりめまいがしてきました。
滑り台で孫を追うどころではなく、立っているのもつらい感じ。
急に動き出したのがよくなかったのです。
そこで地面に座って(倒れて)休んでいるとにこがまた登ってきました。
私も少しよくなったので滑るぞと言って、滑り台の入り口に座ったらにこが背中を押したので、突然滑り出しました。
足で速度を調整したり止まったりするのだそうですが、私は手すりで止めようとしたら手すりが熱くてつかめない。何しろまだ気持ちが悪くて思考能力が戻っていないのです。
娘たちが下から騒いでいるようですが遠くてよく聞こえません。
一挙に下まで滑り落ちてしまいました。
幸いに何とか立ち上がって、そのままベンチに座って、ユカから水をもらい、休むことにしました。
困ったものです。
その後、ボール遊びの予定でしたが、以後のプログラムはすべて不参加。
体調はなかなか戻らず、途中でにこに約束していたお店で食事をしたのですが、正常らしく振る舞うのがやっとでした。
ちなみにその公園にはほとんど人はいませんでした。
小さな兄妹がスケートボードをやっていたくらいでした。
帰宅して2階で休んでいたら、にこがやってきて、ボール遊びだと言ってきました。
80歳のおさむさんはゆっくり休んでいてねと言われました。
ゆっくり休んでいたら何とか正常に戻りました。
歳には克てません。
秋になったら相馬霊場巡りをしようと思っていましたが、無理かもしれません。
運動不足は、他人事ではありません。
明日から少し怠惰な生活を見直そうと思います。
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