■政治の蘇生への期待
ようやく日本(の政治)が変わりそうで、ちょっと希望を感じています。
間もなく政権交代が実現すると思えるようになったのです。
死者たちがようやく動き出した、という感じです。うまくいけば、政治を止めていた死者たちは追い出されていくかもしれない、という期待さえ持ってしまう。
私にとっては、死んでいた政治がようやくまた生き返りそうだと思えます。
少なくとも菅政権は終了し、首相は変わるでしょう。
だれが首相になっても自民党政権では何も変わらないという人もいますが、リーダーが変われば組織は必ず変化します。しかもこういう時期であればこそ、リーダーがだれかは大切です。一日も早く変えないと危機はますます深刻化するでしょう。
非常事態宣言下ではリーダーは変えるべきではないというのは、まったく反対で、非常事態に対する一番の対策はリーダーを変えることだと私は思います。
実際に各地のコロナ対策に関して、私たちはそういう事例はたくさん見てきたはずです。
首相を変えたら、日本のコロナ感染対策は一変新状況も一変するでしょう。
自民党総裁が岸田さんに代わっても、政権交代は起こるでしょう。
私としては、山本太郎さんか、共産党の誰かが首相になれば、日本は生き返っていくと思いますが、そこまでは期待できない。
現在の「野党連合政権」ができても、事態はそう変わらないでしょう。いまの「野党」は自民党の寄生的な存在でしかないからです。
でも少なくとも私たち生活者の声がもう少し伝わる政権が生まれるでしょう。
私が考える「政権交代」とは、そういう意味です。
ちなみに私は、別に岸田さんの「ノート」に期待しているわけではありません。
しかし、岸田さんが呼び掛けた姿勢は、いまの自民党の政治家も感じているはずです。
死んでいた政治がようやく動き出そうとしている。
そういう思いが持てるようになった。
自らの国の首相を信頼できないということの不幸以上の不幸はありません。
政策の違いなどは許容できますが、信頼できない人の顔を毎日テレビで見せられるのは実に辛いのです。
その状況から、ようやく抜け出せそうです。
もっとも、この希望は私の勘違いかもしれません。
これまで政治に期待しての私の予想はほとんど当たっていませんから。
でも、いまよりひどくなることはないでしょう。
そう思わないと、私自身も死んでしまいそうですから、そう思うしかないのです。
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