■湯島サロン「77革命に向けてのリンカーンクラブ起爆計画」報告
リンカーンクラブ代表の武田さんからの活動宣言を兼ねたサロンは、暑さもあってか、参加者は少なかったのですが、熱の入った議論がいろいろと行われ、これからの取り組み方法も確認されました。
ちなみに武田さんが考えている「77革命」は、選挙を通じての平和な革命ですが、実際に活動を展開していくためには何がポイントかが議論されました。
案内では、仮想通貨的な仕組みを活かしたメンバー募集の提案がある予定でしたが、今回はそれよりも、武田さんがいままとめているリンカーンクラブ構想体系の書籍の概要の話が中心になりました。
参加者の立場はいろいろと違い、意見もさまざまでしたが、武田さんの姿勢は、憲法を活かした社会改革です。
もちろんそのためには、いまの憲法の「おかしなところ」は正していかなければいけません。同時に、日本国憲法の理念である「国民主権」と「民主主義」をできるだけ実現していくために、たとえば、国民投票制度や議員選挙投票率向上や、国会での与野党の議論が可能になるような仕組みづくりもしなければいけません。
理念を実現していくためには、具体的な問題に絞り込んで、一点集中主義で活動を起爆させていくことが効果的ではないかという議論とともに、変革のための理念体系やビジョンが大切だという意見があり、実際にはその両方に少しずつ着手していくのがいいということになりました。
参加者の意見はさまざまでしたが、まずは動き出すことでは意見は一致したように思います。
武田さんには時々、テーマを設定したサロンをやってもらおうと思いますが、並行して、武田さんがいま執筆中の「第3革命論(仮題)」の原稿をベースに、ブロックごとにその原稿を読みながら議論を深めていくという「リンカーンクラブ研究会」的なものを毎月行うことになりました。
ただ、研究会も開かれた形にし、参加者にはテキストのデータを1週間前に送り、それをみんな読み込んできての話し合いというスタイルをとります。
研究会は継続参加を基本としますが、毎回の飛び入り参加も歓迎し、議論が「タコつぼ」化しないようにしようということになりました。
そういう意味では、サロンと研究会の中間スタイルになると思います。
第1回は9月4日の午後です。
継続参加ご希望の方はご連絡ください。1週間前に武田さんの原稿をお届けします。
また研究会とは別のサロンも不定期ですが、開催の予定ですので、決まったらご案内させてもらいます。
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