■菅首相に見えている「明かり」
現在進められている政府(行政)のコロナ対策は、むしろコロナ感染を拡大するために役立っているのではないかと思えてなりません。
たとえば身近な事例ですが、私は週に1回ほど近くの図書館に行きますが、入り口で利用者把握のために用紙に記入し箱に投函して入館するようになっています。ルール違反ですが、私は最初からそれを無視していますが、そこで記入して投函するような余分な作業をすることこそが感染機会を増やすことだと思っているからです。
ちなみに、図書館では実際の書架にはほとんど行かずに、ネットで予約し、窓口で借りてくるだけです。入り口で記入などしなければ、図書館にいる時間は1分前後です。
昨日報道されていたワクチン接種のために朝から行列をつくらせ、その結果、ワクチン不足で多くの人を断っていましたが、これもまさに感染拡大に役立ったでしょう。
熱中症などのほうが心配ですし、断られた人は明日もまた来ると言っていましたが、要は外出を促進していることになります。
こういう動きは、ちょっと注意してみるとたくさんあります。
一件、感染予防のように見えて、実際には感染拡大につながりかねないことも少なくない。
私には、政府はコロナを拡大させようと思っているとしか考えられません。
だから菅首相は「明かりが見えてきた」と発言したのでしょう。
もう十分にコロナは感染拡大してきましたから。
こういう思いは、昨年の4月から続いています。
だからこそ、自分としてしっかりした感染対策をとらねばいけないと思って、実践しています。
マスクのあまりの広がりも、私は疑問視しています。
熱中症や体力低下で、免疫力を弱めた人たちがコロナに感染しやすくなるような状況をつくっていくとしか思えません。
私は、コロナであろうとなんであろうと、身心の対応力が大きく影響していると思っていますので、身心をできるだけいい状況に置いておくことこそがコロナ対策だと考えています。同時に、コロナだけしか見なくなる「視野狭窄」化には気を付けています。
身心を病むのは、コロナだけではありません。
菅首相が見ている「明かり」が何であるのか、みんな気付いてほしいと思います。
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