■節子への挽歌5117:朝の陽射し
節子
久しぶりに強い陽射しを感ずる朝です。
風が強く雲も多いですが、先ほど(5時35分)、窓から強い陽射しが入ってきました。
今日は晴れそうです。
お盆も終わり、節子は帰り、精霊棚も片付けられ、昨日からまたいつものようにわが家の仏壇にお線香をあげ、お経をあげる生活に戻りました。
もうじき、節子の14回目の命日が来ます。
最近は命日も、特に何かをするわけでもなく、日常的に過ごすようになっています。
数年前までは節子の友人たちや隣人が花を届けてくれていましたが、13回忌を終えたのを機に、辞退させてもらうことにしました。
わが家でもとりわけ何かをするわけではなく、日常的に命日を過ごすようにしています。
まあお墓には挨拶に行き、家族と会食することは続けていますが。
間もなく私も節子の世界に行くわけですが、そうなったらどうなるでしょうか。
まあそこまで考えておくことのは娘たちにとっては余計なことでしょう。
遺されたもののために周辺をきれいにしておかねばならないとよく言われますが、そんなことはそう簡単にできるものではありません。
節子の仏壇にも朝日が射しています。
太陽の光を受けると、人は元気になる。
とりわけ私はそうなので、今日は元気になりそうです。
もっとも朝起きてパソコンを開くと、気になっている人からのメールが届いていましたが、まだそれを開く勇気が出てこないので、そのままにしています。
私の元気が少し削がされてれてしまった人からのメールです。
残念ながらまだ元気はその程度にしか戻ってきていないようですが。
それに昨夜見た夢もとても気になります。
明け方に、カフカの「城」のような夢をみました。
約束をしていた人に会いに行ったのですが、その人がいるビルの近くに来たのに、肝心の、その人が誰なのか思い出せなくなった。
誰に会いに来たのか探し求めるというおかしな夢です。
しかもそのビルが、昔、私が勤めていた会社のようで、顔見知りにも会って、誰に会いに来たのか思い出そうと話をしたりするのですが、思い出せない。
陽射しは私にも当たりだしました。
久しぶりに思い切り陽射しを吸い込みました。
今日は湯島でサロンです。
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