■節子への挽歌5102:節子、野路さんはお元気そうでした
節子
節子と仲の良かった野路さんから電話がありました。
節子が好きだった梨を送ってお礼の電話です。
野路さんと言っても電話してきたのは、野路さんの夫からです。
節子はおふたりともよく知っていて、一緒に何回か旅行などもしていますが、とりわけ野路やよいさんは節子がとても敬愛していた人です。
その野路さんは節子が亡くなってから、階段から転倒してから心身ともに病んでしまいました。記憶喪失も失ってしまったようです。
とても仲の良いご夫婦で、夫の野路さんがその後、看病されていますが、昨年末、今度は夫の方が脳梗塞で入院してしまったのです。
あの仲良しで一緒によく旅行もされていた野路ご夫妻が、と思うと、とても複雑な気分です。
電話をくださったのは夫の野路さんです。
妻のやよいさんはまだ記憶が完全には戻ってきていないのです。
電話で話す野路さんはお元気そうでした。
でもお話によれば、1回目の脳梗塞で入院して、退院した2日目にまた倒れて再入院したのだそうです。
2か月半、まったくやることもなく大変だったようです。
いまもまだしびれが残っているようで、好きな自動車の運転もたぶんできなくなったのではないかと思います。
人の人生は本当にわかりません。
私もいまは定期的に脳神経外科で検査を受けています。
いつ倒れてもおかしくない。
実際に時々、頭の後ろが何となく熱くなってふわーとすることがあります。
注意しなければいけませんが、それよりも万一に備えて、身の回りをもっと整理しておいた方がいいのでしょう。
それは判っているのですが、そういう準備がなかなかできないのが、私のようです。
困ったものです。
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