■若者たちに何が起こっているのか
コロナ感染者の発表数字は上昇の一途です。
しかもそれに対する医療体制政策が相変わらず右往左往している感じで、みんなの不安は高まる一方でしょう。政府に対する信頼感がない状況で、パニックが起こらないかと不安です。
私自身は、しかし、新型コロナ感染症よりも不安なことがあります。
みんな新型コロナ不安にばかり目が行っていますが、その背景で起きていることがたくさんある。それはおそらくこれからの社会のあり方を方向づけていくでしょう。
もう一つの不安は、周辺ですでに起こっている気になる動きです。
連絡が取りにくくなってしまった若者もいますし、精神的な失調を起こした友人も一人ならずいます。人に会うことが難しい状況が続くと、高齢者でも心身の不調を起こしかねない。
今日、東尋坊で見回り活動をしている茂幸雄さんから電話がありました。
最近、なんと高校生に出合うことが増えているというのです。
それもスポーツをやっている高校生が、精神的に失調を起こしている。
若者の自殺が増えているという報道もありますが、数字に出てきてしまってからではすべては遅いのです。
外出自粛や他者との交流制限が、他者への関心を失わせなければいいのですが。
最近会っていない友人知人に、できるだけ声をかけていこうと思います。
人と会って話したい人がいたら、湯島に来てください。
コロナ感染症よりも恐ろしいことはたくさんあります。
外出自粛ができれば、それに越したことはありませんが、もっと大事なことがあることもお互いに理解し合いたいものです。
自分を守れるのは自分だけです。
自分にとって何が大切か、それぞれが考えなければいけません。
それにしてもこの数日の菅首相の発言は、まるでアンドロイドのようです。
私もそうならないように、私としてできることを見つけていこうと思います。
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