■節子への挽歌5135:にことうまくコミュニケーションできません
節子
数日前の話です。
その日は昼間いろいろとあって疲れ切っていたため、8時半にベッドに入り本を読んでいました。
1年間のリフォーム工事以来、まだ片づけが終わっておらず、私の寝室は相変わらず倉庫のような状況です。
本を読んでいたら、突然、入口の方から声が聞こえました。
見ると、薄暗い中に、なんとにこが立っているのです。
一瞬、夢かと思いました。
私の寝室はいつも廊下に向けてのドアが開いています。
節子がいなくなってから、寝室の扉を開けて寝る習慣ができたのです。
ですから玄関から私の寝室までは何の障害もなくつながっているのです。
ベッドで読書をするときには、枕元のスタンドを使い、部屋の照明は消していますから、部屋全体は薄暗いのです。
その薄暗い中に孫が立っている。
驚きましたが、現実でした。
孫は、明日、「鬼滅の刃」の放映があるよと教えに来てくれたのです。
まさか私がもう寝ているとは思ってもいなかったのでしょう。
しかし、なんでまたそんなことを教えに来てくれたのか。
以前、友人から借りた「鬼滅の刃」のコミックを私が呼んでいたのを見ていたのでしょう。それにしてもまた、夜に急に教えに来るとは。子どもの行動は理解しがたい。
まあそれだけの話です。
翌朝、どうして教えに来てくれたのか尋ねました。
だっておさむさんは「鬼滅の刃」が好きだから、というのが回答でした。
別に好きなわけではないのですが、友人からコミック前回を借りていたのが印象に残っていたのでしょうか。
まあそれはともかく、最近、にことの関係は微妙です。
時に話しかけても無視されます。
そのくせ、先日は私一人だけの時にやってきて、隣で塗り絵をしていました。
話しかけても軽くあしらわれてしまっていましたが。
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