■節子への挽歌5144:近隣の人たちとのミーティング
節子
昨日は自治会の役員会でした。
年度の半分が過ぎたにもかかわらず、コロナでなかなか集まりができないので、とりあえず役員だけで集まってみたのです。
今年度は、私が所属している組で会長役を引き受け、他の役員も全員が私たちの組のメンバーです。
近くに住んでいるとはいえ、こうやって実際に集まることはありません。
たまにはいいものです。
私たちの組は13世帯です。
節子がいなくなってから転入してきた家族は2つです。
それ以外はみんなほぼ同時にここに転居してきたので、信頼感家H合強いように思います。
みんなとてもいい人です。
節子は、この組から最初に逝った人です。
葬儀にはみんな来てくれました。
葬儀の後も、供花に来てくださった方もいます。
転居後、数年後に節子はがん宣告を受け、あまり自治会活動はできなかったのですが、もし元気だったら、私とは比べ物にならないくらい、いろいろとやったことでしょう。
それができなかったのが、残念です。
まあその分も含めて、頑張らなければいけません。
私が、いまのように、誰とも親しくなれるようになったのは、節子のせいかもしれません。
誰彼となく、話しかけ、その人のために何かできることはないかと考える。
結局、何もできないのですが、それでも気になって、時に嫌われ、時に喜ばれる。
節子と長年、暮らしを共にしたおかげかもしれません。
それにして、近隣のみなさんにとても恵まれる地域に転居してきたのに、
節子は早々と逝ってしまった。
人生は実に皮肉なものです。
節子が元気だったら、今頃、どうなっていたでしょうか。
私の生き方も大きく変わっていたような気がします。
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