■革命は静かにやってく
私だけが感じていることなのかもしれませんが、選挙が始まってから、テレビや新聞での政治関係の取り上げが少なくなったような気がします。
自民党総裁選挙の時はあれほどにぎやかに取り上げられていたのに、なぜか国政選挙になった途端におとなしくなってしまいました。
日本の未来を決める選挙であるならば、毎日のようにどこかの局で党首会談が行われて選挙への関心を盛り上げてほしいと思いますが、差しさわりのない退屈な報道しかないように思います。
今日、友人がある動画配信サイトを教えてくれたので早速視聴してみました。
最近の若者はこういうサイトで政治への関心を高めているのかもしれないと思いましたが、ただよほど意識のある人でないとこういうサイトにも辿り着きません。
ましてや仕事に忙殺されている「働き盛りの人」や「時間に追われている人」は時間を割くことも難しいでしょう。せめて選挙期間のうち1週間ほどは、できるだけ経済活動を休止してでも、選挙への関心を高めるようにすべきだと思います。
せめてNHKのテレビは選挙関係一色にしてもいいとさえ、私は思います。
もちろん退屈な政見放送などはなくてもいいですが。
あれは政党の広告でしかありませんから、なくてもいいでしょう。
新聞を読む人が減り、テレビを見る人が少なくなったと言われますが、それでも何となく目に触れるメディアとして、新聞やテレビの影響は大きいでしょう。
というよりも、そういう情報をむしろ増やしていくべきではないかと思います。
行政や関連組織は、誰も読まないのに立派な情報紙誌をたくさん作っています。関連した印刷会社などの支援かもしれませんが、それだけの資金と時間があるのであれば、多くの国民が読めるような活字メディアの開発に心がけるべきでしょう。
まあそれはともかく、私は今回の選挙が大きな政権変動を起こすような気がしています。
ミャンマーやアフガンに比べて日本はかなり遅れた国だと思っていましたが、どうもそうでもないようです。
大きな地殻変動が起こる期待が高まっています。
もっとも私が期待している政治革命は、その先なのですが。
政治家の政治から市民の政治へと変わる、第一弾がはじまるのではないかと期待しています。
私が生きているうちに、山本太郎政権が実現することが夢でもなくなってきた気がします。
それにしても選挙結果報道テレビに出て来る人たちのバカさ加減には嫌気がさしますが。
もっとも報道の前に結果は判っていて、解説報道は茶番でしかないので、誰でもいいでしょうが、本来は投票結果報道の時にこそ、まともなコメンテーターや解説者が大切で、受け狙いのタレントには出てほしくはありません。それこそ政治への関心を低下させてきた原因ではないかと思っていますので。
しかし大きな政治の地殻変動がようやく動き出す。
30年待ち続けていたので、本当に楽しみです。
まさか今回は裏切られることはないでしょう。
期日前報道という制度には大きな違和感がありますが、私は今回も当日にきちんと投票に行く予定です。
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