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2021/10/01

■節子への挽歌5159:みんな他者に教えたがっている

節子

今日は台風で朝から雨です。
昨日畑に行っておいてよかったです。
なにしろ1日行かないと野草は10センチ伸びるのです。

自民党総裁が決まって、新しい内閣人事が進んでいます。
これに関しては、フェイスブックに私見をいろいろと書いていますが、それへのコメントが面白い。唯我独尊の「知識」人が多いのです。
まあ私も同じ穴の狢かもしれませんが。

それとみんな私にいろいろと教えてくれるのです。
政治だけではありません。
先日の山登りへのコメントはまだ続いていて、靴に関しての蘊蓄をいろいろと語ってくれるのですが、これほどみんなが山登りをしているとは思いませんでした。
しかし多くは単なる「知識の押し売り」だけのような気もします。
言い換えれば、みんな他者に教えたがっているのです。

考えてみると、私はたくさんの人の親切に取り囲まれてきました。
それがあればこその、いまの私です。
にも拘わらず、私はその親切にきちんと応えてこなかった気もします。
たくさんの人に愛され大事にされてきたのに、感謝の気持ちがあまりなかったような気がします。
この歳になってもう遅いのですが、両親に対する感謝の気持ちもあまり意識したことがなく、ましてや態度で表すことはありませんでした。最近、それを悔やむ気持ちが出てきました。考えてみれば、親不孝の生き方だった。

しかし、それがあればこそ、恩送りの気持ちが強くなる。
恩送りは人間の本性の一つかもしれません。もしかしたら、フェイスブックに書き込んでくれる人たちも、そういう思いからなのかもしれません。
正直、私にはそんな一般論は役に立たないよと思うものが多いのですが、やはりここはきちんと感謝しながら受け止めるべきなのかもしれません。
そうは思うのですが、あまりにも内容が陳腐で独りよがりなので、ときどきつい嫌みを書いてしまうこともあります。

困ったものです。

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