■岸田政権のスタートは予想以上に好評な気がします
岸田政権のスタートは、私が予想していた以上に好調のようです。
今朝の朝日新聞に岸田内閣支持率が45%とありましたが、これも私が思っていた以上に低かったです。これは私には「好調」と思える材料の一つです。
なぜ支持率が低いのが「好調」なのか。
それは低い評価からスタートすれば、むしろ良いところが見つけやすくなるからです。
新しい内閣が成立した時の多くの人の評価は、マスコミの情報に大きな影響を受けています。マスコミの傾向は、現体制に一見批判的で(実質的には迎合的だと思いますが)、新しい体制には好意的な報道をしがちです。ですから新政権成立当初は新政権には(一見でも)迎合的な報道が多いような気がします。ですからほとんど政権の政治行動に関する生情報に触れることのない多くの人はマスコミに操られます。
高い支持率を受けた政権が、次第に支持率を落としていくことは少なくありませんが、私はこうした傾向に社会の未成熟度を感じます。いわゆる「化けの皮」がはがれていく政治状況は、未成熟としか思えません。そこには統治者と被治者の間に「共創関係」はありません。信頼関係がなければ、民主政治は実現しません。
私にとっては、支持と期待は全く違います。
言葉だけでは、期待はできても支持はできません。
支持は実績から生まれます。
このままだと、政権交代は難しいかもしれません。
もちろんまだあきらめてはいませんが。
あきらめたとたんにすべては終わりますから。
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