■節子への挽歌5161:ソフトクリーム騒動
節子
今日はにこの運動会でした。
コロナ感染症対策で、家族は両親だけが参加可能です。
節子がいたらどうしたでしょうか。
にこは運動は好きで、走るのも得意。今回も一等だったそうです。
そのお疲れ会も兼ねて、加えて、緊急事態宣言も解除されたので、1年半ぶりに家族で夜の食事に行きました。昔、節子も行ったこともある南柏の「あさくま」です。
「あさくま」では、自分でソフトクリームを作るコーナーがありますが、にこがそこで作るのを喜ぶだろうというのが、「あさくま」が選ばれました。
ところが…。
食事を終えた後、にこだけではなく、みんながソフトクリームを作ってきたので、私も作って食べることにしました。
出遅れたので一人で行って、容器を置いてソフトクリームを作りだしたのですが、自動で止まるのかと思っていたら、止まらない。容器からはみ出さないように慌てて止め方を探しましたが、その時はもうパニックです。
容器からあふれん出す直前に何とか止められたのですが、落ちこぼれそうなソフトクリームを、誰にも気付かれないように席に持ち帰るのに苦労しました。
私の持ち帰ったソフトクリームを見たとたん、にこまでも大笑い。
まったく生活力や常識がないのだから、とまたみんなからバカにされました。
むかしディズニーが制作した「ファンタジア」という映画に「魔法使いの弟子」というチャプターがありましたが、魔法使いの弟子のミッキーが、仕事をさぼろうと箒に風呂への水くみをさせるのですが、その止め方がわからずに家じゅう水浸しになるという話です。
まさにそれを思い出す事件でした。実はにこと先日、その映画を観たところなのです。
さて問題は、席に持ち帰ったソフトクリームの処理です。
サラダバーのところには、食べ残さないようにしてくださいという注意書きが書かれていたので、残すわけにはいきません。
にこも含めて、みんなすでに自分が食べたい分は食べていますので、手伝ってくれるはずがない。時間をかければ融けるでしょうが、このお店は8時閉店なので、もう時間はない。
というわけで、がんばって食べました。普通の量の3倍ほど。閉店1分間に完食しましたが、おかげでせっかくその前に食べた料理の記憶はなくなり、ただただ苦しい食事の印象だけが残ったのです。
帰りの車の中で気持ち悪くなりそうでしたが、何とか帰宅。
いまもお腹が苦しい。
せっかくの会食がひどいことになってしまいました。
夜中におかしくならなければいいのですが。
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