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2021/10/10

■「政権交代」がなにやら怪しくなってきましたが

総選挙に向けての政党の活動がはじまりだしました。
今回は「政権交代」につながるだろうと先月までは考えていましたが、いささか弱気になっています。
まともな野党がほとんど出てこない一方で、岸田さんが変身した気がするからです。

日本のいわゆる「野党」は、相変わらず権力非難ばかりしていますので、聞いていて嫌になります。非難はもう聞きたくないのです。非難する前に自らをもっと反省してほしい。非難することで、自己を守っている限りは何も生まれないでしょう。自己反省や成長も生まれない。野党の意味がない。

自らの政策を打ち出しているのですから、それだけを語ればいい。その政策と重なる自民党の主張には賛意を示し、支持すればいい。それができない限り、私には野党を支持したくなる気持ちは出てこない。私の関心は、権力闘争ではなく、私が生きている社会がよくなることですから。政権交代を期待するのはそのためです。
しかし先の民主党政権のように、野田さんのような首相(核を是認し消費税を加速させた)を出すようなら、政権交代はリスクが大きすぎます。

それに比べて自民党には期待が出てきました。
もしかしたら、岸田さんは核廃絶条約に署名するかもしれない。
いち早く総裁選に名乗りを挙げた岸田さんなら可能性はゼロではない。
現実の呪縛から抜け出せるかもしれません。
それもこれも私たちみんながそう「期待」することではないかと思いますが。

政権交代を諦めているわけではありませんが、悩ましいこの頃です。
もちろん私の投票先はいつものように決まっていますが。
日本には、野党は一つしかないと思っているからです。

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