■節子への挽歌5167:血圧が正常値になっているようです
節子
気がついたら、降圧剤がありません。
それで慌てて、遠藤クリニックに薬をもらいに行きました。
相変わらず最初の言葉は、毎日薬飲んでますか? でした。
全く信頼されていない。
毎日飲んでいるので薬がなくなりましたと、これまたわけのわからない返事をしているうちに、血圧測定が完了。
140/70という優等生数値だと思ったら、念のために左手もという。
150/80に上昇。
毎日測ってる? と訊かれ、家最近は調子がいいので測っていませんと答えていると、また右手を測定。
ついに160になったようで、本当は投薬を増やしたいというのです。
私はむしろもう薬はいいのではといいたかったのですが、別に遠藤さんは薬で利益を上げようなどと思っているのではなく、私の身体を心配してくれているのがわかっているので、まあ今は調子がいいので、とやんわりと回避。
遠藤さんも、副作用で歯茎をやられると悪いしね、と同意して、今回も平和裏に降圧剤だけをもらいました。
それにしても血圧はどうも正常値に戻っているようです。
まあ自宅では全く測らなくなっているのですが、脳神経外科で名戸ヶ谷病院に行って測ると、いまもまだ結構高いのですが、なぜか遠藤さんでは低く出るようです。
血圧も、その時々で大きく変わるようです。
明日の準備はまあ何とかなると思って、気を抜いていたら、実行委員長の紫崎さんから電話があり、明日の準備についていろいろと報告がありました。
私が最年長なので、みんな報告してくれるのでしょうか。
しかもその最後に、話し合いのセッションは佐藤さんに任せているので、といわれてしまいました。
やはりきちんと準備しないといけなさそうです。
しかし問題は、着ていく服がないことです。
スラックスを出してみたら、油のシミがある。
ジャケットはいささか夏物っぽい。
これから買いに行くわけにもいかず、ユカからなんでもっと早く準備しておかないのと怒られました。
節子がいたら、こういうことにはならないのにと思いましたが、いやそうでもないかという気もします。
スラックスを洗濯してもらいましたが、あまりに大きな油のシミなのできれいになりません。だからといってスーツはおかしいので、やはり恥を忍んで、シミつきスラックスで出かけることにしました。
9月か11月だったら、きちんと着ていく服があったのですが、これは不覚でした。
衣服ももう少し気を使わないといけません。
困ったものです。
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