« ■節子への挽歌5193:おさむさんの目はどうしてそんなに細いの? | トップページ | ■寄付と外食とどこが違うのか »

2021/11/25

■第18回万葉集サロン「宮廷歌人の苦悩-吉野讃歌を中心に」のご案内

前回の万葉集サロンは、「宮廷歌人の苦悩」と題して、宮廷歌人の歌の変容を通して、時代の流れや人々の意識の変化に触れる予定でしたが、最初に読んだ笠金村の「志貴皇子挽歌」とそれに関わるいくつかの歌の話が弾んで、肝心の吉野讃歌にまで話が進みませんでした。

「吉野讃歌」は天皇を讃美する行幸従駕歌の一典型として、高い儀礼性を保ちながら白鳳の柿本人麿から天平の山部赤人・笠金村・車持千年といった宮廷歌人をはじめとして、田辺福麿・大伴旅人・大伴家持へと引き継がれていきました。
そこに、「受け継がれるもの」と「失うもの」とを抱えたまま時代の推移をはっきりと顕証する「吉野讃歌」の姿を見ることができます。それは、「モノと人と言葉の変容」と言い換えてもよいかもしれません。
言霊の世界を行く人麿、深い意味を継承しつつ新たな表現世界を叙景、抒情、物語に模索して行く天平の歌人たち。和歌を開き和歌へと収斂して行く言葉の扉を、「吉野讃歌」も担っています。

そこで今回は、前回読み残した、山部赤人や笠金村の吉野讃歌と柿本人麻呂の吉野讃歌とを読み比べながら、宮廷歌人の苦悩に迫ってみたいと思います。
同じ万葉集と言っても、飛鳥・白鳳と天平とでは、歌のスタイルも雰囲気も大きく違っていることを感じとれると思います。
同時に、ずっとテーマになっている、「わ(自己)」と「な(相手)」、さらには「た(他者)」との関係の変化もこれまで以上に見えてくるかもしれません。

前回参加していない方もいると思いますので、最初に前回の簡単な復習もしてもらう予定です。

前回、参加された方は資料を持参していただければと思います。
今回の初参加者には資料を用意しておきます。
初めての方ももちろん、「万葉集」を読んだこともない方も歓迎です。
どうぞ気楽にご参加ください。

〇日時:2021年12月18日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇講師:升田淑子さん(万葉集大好き研究者/元昭和女子大学教授)
〇テーマ:「宮廷歌人の苦悩-吉野讃歌を中心に」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

|

« ■節子への挽歌5193:おさむさんの目はどうしてそんなに細いの? | トップページ | ■寄付と外食とどこが違うのか »

お誘い」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ■節子への挽歌5193:おさむさんの目はどうしてそんなに細いの? | トップページ | ■寄付と外食とどこが違うのか »