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2021/12/08

■節子への挽歌5212:書籍を少し廃棄できました

節子

本や雑誌などの整理がなかなか進まないでいるのですが、今日は思い切って、書棚をひとつ壊すことにしました。収納場所をなくせば、書籍は減らさざるを得ないからです。
併せて整理せずにおいていた機関誌や雑誌などを処分することにしました。

雑誌はすでにほぼ廃棄していますが、2種類の雑誌が捨てられずにいます。
一つは経営関係の雑誌で、ハーバードビジネスレビューで、これは25年間分が全冊そろっているので、何となく捨てられないでいます。

実はもうひとつ、捨てられずにいるのが若いころ購読していた「SFマガジン」です。
購読し始めたのは大学生の頃からですが、残しだしたのは会社に入社したころからですので、今残っているのは8年分ほどなのですが、どうにも捨てられずにいました。
当時は日本のSF作家がどんどん登場していた時期で、いまでも話題になっている作品がこの雑誌から登場しているのです。
数回、映画化もされている「ソラリス」も、この雑誌で最初に紹介されたのですが、初めて読んだ時には衝撃的でした。
他にも記憶に残っている作品の多くが、この雑誌で登場していたのです。

小説だけではありません。
コラム記事や関連記事も、印象的なものが多く、また表紙も印象的なものが少なくないのです。
読者が投稿したショートショートも毎月紹介されていたことがあり、私も掲載させてもらったことがあります。
そんなこともあって、なかなか捨てられなかったのです。
しかし、今回、思い切って廃棄することにしました。
ただし毎年の臨時増刊号はやはり残すことにしました。まあ次回の整理の時に廃棄されることになるのでしょうが。

もうひとつ廃棄することにしたのが、世界文学全集です。
私が若い頃は、こうした文学全集や「日本の歴史」「世界の歴史」といった全集スタイルのものが多く、なんとなく私も購読していたのです。
そういう全集もいろいろとあるのですが、これもなかなか捨てられない。
世界文学全集は今回廃棄しましたが、たとえ世界SF全集はまだ捨てられずにいます。
時々、思い出したように読むことがないわけではありませんが、まあ今では読みたくなったら図書館で借りて読めばいいのですが、なんとなくこれも捨てられない。

書籍は読むだけのためにあるわけではなく、やはり手元にあるだけで何となくうれしくなるのです。こういう意識が残っている限り、書籍や資料の整理はなかなか進まないでしょう。
困ったものです。

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