■節子への挽歌5249:年末お疲れさま会
節子
今年はユカの提案で、みんなでの年末お疲れさま会をお寿司にしました。
最近は近くにお寿司屋さんもなくなったので、大手チェーン店の銀の皿から届けてもらいました。
節子がいなくなってからも、お寿司事情は大きく変わっています。
両親と同居していたころのお寿司と言えば、まだ回転ずしなどもなく、きちんとしたお寿司で、ちょっとした晴れ気分を味わえました。
しかし、両親が亡くなってから節子が主役になると、次第になにかあると手巻き寿司パーティになりました。
節子はいろいろと道具もそろえ、具もたくさんありました。
その文化は節子がいなくなってからも続きましたが、経済的な理由で具の種類は減りだしました。
それにわが家の家族はみんなあまり大食ではなく、小食なのです。
そこで今年は、久しぶりの年末のお寿司です。
しかし近くにお店がないので、全国チェーンの銀のさらに頼んでしまいました。
孫ににこもお寿司が大好きなので、きちんと一人前を食べるのです。
にこもこんなに大きな容器にお寿司が並んでいるのは初めてなので大喜びでした。
今年は娘の連れ合いの峰行にとっては大変な年でした。
コロナの関係で、イタリアンのエヴィーバがいろいろと制約を受けたのです。
なんとか危機を乗り越えたのですが、心労も多かったことでしょう。
しかもまだ苦労は続いているようで、お店を手伝ってくれる人がなかなか集まらないようです。いまは何とか回していますが、先行きが心配のようです。
峰行ほどではないとしても、今年はみんないろいろと苦労の多い年だった気もします。
娘たちもそれぞれに苦労がありましたし、私もなかったとは言えません。
それでまあ「みんなごくろうさん会」になったわけです。
今日のために、私はワインを用意しておいたのですが、年末に中途半端な片付けをしてしまったために、どこにしまったのかわからなくなってしまい、結局、会食には間に合いませんでした。
本来なら昨日から冷やしておくべきだったのですが、それもすっかり忘れてしまっていました。
幸いにユカが、峰行用の、ちょっと珍しいビールを用意していたので、何とか間に合いましたが。
お寿司はおいしかったのですが、やはり手巻きずしの方が楽しいですね。
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