■この2週間、牛乳をよく飲んでいます
昨日の岸田首相の記者会見でも話されていましたが、コロナ騒ぎの影響もあって、いま、牛乳や乳製品の原料となる生乳の供給過剰で年末年始に大量廃棄される懸念が出てきています。岸田さんも「年末年始に牛乳をいつもより一杯多く飲み、料理に乳製品を活用してほしい」と述べていました。
生乳の大量廃棄の懸念は、2週間ほど前に、私はテレビで知りました。
私は、あまり牛乳が好きではなく、普段は全くと言っていいほど、飲みません。
しかし、そのニュースをテレビで観た翌日から、娘に頼んでいつもの倍以上の牛乳を買ってきてもらい、毎朝、マグカップ一杯の牛乳を飲み、日中もできるだけ飲むように心がけています。
以前もこんなことがあったような記憶がありますが、その時も好きでない牛乳を飲んでいました。似たような話では、キャベツが余って大量廃棄されるとかイワシが大量廃棄されるとか言うニュースを見たら、好きでなくともできるだけ飲食するようにしています。
一人での消費増はわずかですが、みんながそうしたらたぶん大量廃棄は起こらないでしょうし、極端な値下がりも起きないでしょう。
ともかく、食材が大量廃棄される映像を見たくないのです。
並んで牛乳を飲んでいる政治家のわざとらしい姿もテレビでは見たくないですが。
需給関係によって生ずる価格変動によって、需給関係は調整されるのが市場の働きの一つですが、私たちのちょっとした行動変化で、その働きをさらに高めることができます。
そうはいっても、嫌いな牛乳を飲むのは嫌だと言う人もいるでしょうが、嫌いなものも飲食できるようにする調理方法も、いまはいろいろとあるでしょう。
牛乳問題に限りませんが、毎日、テレビ報道を見ながら、私は自らの行動で何か問題を緩和できることはないかと考えます。そのために、毎朝、テレビを見ると言ってもいいかもしれません。まあ、できることはいずれも本当に「些細なこと」でしかありませんが。
そういう人は少なくないでしょう。大阪のクリニック放火事件の現場に、花束を供えに行く人たちも、ニュースで知らされる事件は他人事ではないと思うからでしょう。
どんなニュースも、全くの他人事ではないはずだと、私はいつも思います。
さてそれはいいのですが、実は一昨日、急激な胃腸痛に襲われました。
たまたま予定がたくさんあった日だったのですが、すべてをキャンセルして、自宅養生していました。いままで体験したことのない、胃腸痛でした。
痛いというよりも奇妙な違和感に、1日中、悩まされました。
牛乳が原因だとは思いませんが、それを知ったある人からは、牛乳もほどほどにと言われました。
さすがに昨日は怖くて牛乳は飲めませんでした。
昨日もあんまり調子はよくなかったのですが、夕方にはほぼ正常に戻りました。
今朝から牛乳復活ですが、今日は娘に頼んでコーンスープにしてもらおうと思います。それ以外にもまあいろいろとあるでしょう。
自然食材に関していえば、消費に合わせて生産に取り組むのではなく、生産に合わせて消費を考えるようにして、「豊作」を素直に喜べる経済であってほしいと思いますが、なかなかそうはならないようです。
私たちの生き方のどこかに、何か問題があるような気がしてなりません。
| 固定リンク
「生き方の話」カテゴリの記事
- ■個人判断してはいけない時代だったことに気づきませんでした(2023.01.27)
- ■「嘘つきは政治家のはじまり」にしてはいけません (2023.01.26)
- ■布教が目的になってしまえば人の救済にはなりません(2023.01.11)
- ■自らを恵まれた場所に置いていると事実は全く見えてこない(2023.01.10)
- ■月収5万円でも豊かに暮らせる社会(2023.01.09)
コメント