■節子への挽歌5207:また一人逝きました
節子
小学校の時の同級生だった友人が亡くなりました。
節子も知っている人ですが、節子の葬儀の時にいささか不愉快な思いをして以来、彼には心理的に許せないところがあるので、複雑な心境です。
身近な人を亡くした時、人は精神的に少し不安定になり、ちょっとしたことに奇妙のこだわってしまうのかもしれません。
今から考えれば何ともないことかもしれませんが、その時のやりとりは、ぬぐえない心のきずを私に残してしまったのです。本人は全く気付いていないでしょうが、私自身には彼に会うたびに思い出すほどです。
しかしその彼も亡くなってしまった。
葬儀は家族葬のようですが、彼の伴侶も私の小学校の同級生で、彼と付き合いのあった友人からは、彼女が私に告別式に来てほしいと言っていると連絡が届きました。
ちょうどその時間は地元での社会福祉協議会の総会なのですが、どちらを選ぶか少し迷いましたが、告別式に行くことにしました。
行けば、必ずあの時の不快な思い出を思い出すでしょうから、本心では行きたくないのですが、迷う時には積極的な行動をという節子のアドバイスに従うことにしました。
私がそうだったように、伴侶を見送った人もまた精神が不安定になっていることでしょう。私自身、彼の二の舞にならないように、言葉に気を付けないといけません。
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