« ■戦時体験を後世に伝えたいという高林さんの熱い思い | トップページ | ■湯島サロン「世の中にもっと増えればよいと思うもの」報告 »

2021/12/28

■湯島サロン「日本列島はどのように形成されたのか?」のご案内

山森さんの科学技術関連のサロンがしばらく開催されていませんが、今回はこれまでとちょっと流れを変えての番外編です。
テーマは「日本列島はどのように形成されたのか?」。
スタイルも少しいつもとは違い、ちょっとゼミ型スタイルです。

内容に関して、山森さんからの案内文をお読みください。

日本では巨大地震や津波、地滑り、台風、火山、そして洪水のような自然災害が頻繁に起こる。日本人はつねに、こうした大きな自然災害と歩んできており、まさにこうした災害と「共生している」。日本では凄まじい迫力を有する自然に対し、恐怖、あるいは、畏怖の念を持たれている一方、日本の自然は恐ろしいものかもしれないが、日本人にとって深い敬意を表わすほど大事であることは間違いない。それは、自然が日本の芸術やライフスタイル、文化、信念などにしみこんでいることを考えれば明らかである。

 このような日本の自然をもたらしている日本列島や日本海が地質学的にどのように形成され、日本人に影響を及ぼしているかについて関心を持つ人は意外に少ないように思います。 

  地球科学(地質学等)の進歩により地球内部のマントルの動き、プレートの動き、ナウマンが発見したフォッサマグナ(大きな溝)の研究および中央構造線の地質研究から日本列島の基本的な形の誕生の謎が明らかになりつつある。

 今回のサロンでは日本列島や日本海がどのようにできたかをフォッサマグナの形成とともに考えてみたい。また、わずか8000年前まで生物の棲めない死の海だった日本海が生命の宝庫へと変貌した背景やその日本海が日本列島にもたらすさまざまなその恩恵についても考えたい。

以上が内容ですが、サロンをより面白いものにするために、参加者のみなさんに下記課題のいずれか一つを予め簡単に調べてきてもらい、サロンの自己紹介に併せて、その結果の主要点を2~3分で話してほしいと言っています。
その後、山森さんが3040分で日本列島形成の概略説明を行い、それから、みんなでいろいろ話し合おうというスタイルです。
山森さんとしては、日本の文化、地政学的な特徴、気候変動や地震との関連、資源の問題などを話し合いのテーマ候補に考えているそうです。

いつもとは違い「学習型」のサロンですが、みなさんの気楽な参加をお待ちしています。
ただし課題は忘れませんように。

〈山森さんからの課題〉

質問1.フォッサマグナ(大きな溝)について、1つで構いませんが、調べてください。(例:誰が発見した。→ナウマンが発見。 形成にかかわったプレート名:4つ)

質問2.日本列島はなぜ弓形をしているのか?

質問3.日本列島を横切る中央構造線はいつ出来たか? XXX年前

質問4.ホットプルーム(プルームテクトニクス)とはなにか?

質問5.日本海はなぜ風呂桶と表現されることがあるのか?

質問6.日本海の深層水の特徴について(溶存酸素など)。

質問7. 日本海はなぜ世界の海のミニチュア版と言われるのか?

〇日時:2022年1月23日(日曜日)午後1時~3時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「日本列島はどのように形成されたのか?」
〇話題提供者:山森俊治さん(遺伝子と詩吟を愛する理学博士)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

 

 

|

« ■戦時体験を後世に伝えたいという高林さんの熱い思い | トップページ | ■湯島サロン「世の中にもっと増えればよいと思うもの」報告 »

お誘い」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ■戦時体験を後世に伝えたいという高林さんの熱い思い | トップページ | ■湯島サロン「世の中にもっと増えればよいと思うもの」報告 »