■節子への挽歌5216:死別は悲しさよりも彼岸への親しみをもたらしてくれます
節子
節子も知っている小学校時代の同級生が肺炎で亡くなりました。
昨年に続き、2人目です。
白血病と診断されていたのですが、肺炎になって免疫力の弱さから急逝したのです。
コロナで死亡と言われる場合も、こうした事例は少なくないのでしょう。
今回も家族葬だったのですが、小学校時代の仲間にも是非参列してほしいということで、声も節子も知っている友人と一緒に2人で参列しました。
亡くなった友人は、同じ小学校時代の仲間同士で結婚したので、パートナーも同級生仲間なのです。
幸いなことに苦しむこともなく、冗談を言いながらの最後だったようです。
遺影には、スマホで電話をしている写真が使われていました。
とてもいい写真で、まるで彼岸からも電話してくるのではないかと思わせるような写真でした。
これは彼ではなく、伴侶の彼女が選んだのだそうです。
久しぶりに小学校時代の話も含めて3人で話しました。
まあいろいろ思い出もあります。
小学校時代の仲間が集まるミニ同窓会を一時期、湯島でやっていましたが、集まるのは女性が多いので、最近はあまりやっていません。
男性に比べて女性は元気なのです。
男性は次々と亡くなり、私が一番よく一緒に遊んでいた2人はもう10年以上前に亡くなりました。
その後、付き合いが復活した4人組もすでに半分の2人だけになってしまいました。
まあこうやってみんな彼岸へと引っ越していくのでしょう。
この歳になると、しかし、同世代の人がなくなっても悲しさは全くと言っていいほど出てきません。
薄情なのかもしれませんが、悲しさよりも、彼岸への親しみのほうが強くなってきています。
いずれにしろまた間もなく会えるでしょうから、これまでとそうは違わない気がしています。
私自身も少しづつ引っ越しが進んでいるのかもしれません。
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