■節子への挽歌5260:久しぶりの金銭収入
節子
また今日は相談したいことがあると言うので、朝から湯島に出かけました。
少し心配していたのですが、思ったよりも元気そうでほっとしました。しかしやはり途中で一瞬ですが、彼の感情がバランスを崩しそうになったことがありました。言葉ではいくら平常を装っていても、そうしたところに事実が見えてきます。
きちんと対応しなければいけません。
彼はいろんな相談に乗ってきていて、みんなを元気づける活動を長年しています。
そういう活動が、当の本人の元気を奪ってしまい、時におかしくなることはよくあることです。
私も以前は、時々、そうなっていた。
いまでは気を抜くことを身につけたのでおかしくなることはなくなりましたが、でもまあ時に理由もなく気が沈むことはあります。
彼の場合は、なかなか気を抜くことができないので、大変なのです。
私が気を抜く存在にならなければいけません。
湯島は彼にとっても救いの場の一つです。
湯島のサロンに参加する機会は少ないですが、サロンが存在するだけでいいのです。
そういう人のためにこそ湯島はある。
改めてそう感じました。
ちなみになんと彼は、相談料だと言ってお金を置いていきました。
相談料をもらったのは、これで2人目です。1回目はもうかなり昔のことですが。
相談料は、対価や謝礼ではなく、相談する相手の存続を支えるものだと思いますので、遠慮なく受け取りました。要するにこれからも存在してほしいというメッセージです。
彼も相談料をもらっていますが、人からはそれが高いと言われているそうです。相談料は高いとか安いとかいう話ではありません。私が知る限り、彼の相談料はいわゆる相談料としてはとても安いのです。その中から私に相談料を置いていく。その気持ちがうれしいです。袋にお金が入っていなくてもいいと思っていましたが、入っていました。。
久しぶりの金銭収入です。
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