■第2回「はじまり場サロン」報告
第2回「はじまり場サロン」では3人の方が「こんなことをやりたい」と発表してくれました。すでに、案内の時にも書きましたが、次の3つのプロジェクトです。
〔1〕子ども中心とした「まちなかの学び舎」設立(かわさきあつこさん)
国籍問わず老若男女がこの場所に来れば関わる方々が、成長実感ができる学び舎を作りたいと思っています。ワクワクしながら、一緒に作ってくださる方を大募集します。
〔2〕「食材ソムリエ」民間資格制度の立ち上げ(平山典彦さん)
民間資格「食材ソムリエ」としての知識を確立し、有機栽培就農者と連携して頂き、農産物の品質保証をすることと消費者の健康増進に貢献出来ればと構想しております。
〔3〕視覚的媒体を活用したコミュニケーション研究会(仲谷透さん)
視覚的媒体等の言葉以外の媒体を用いる対話のやり取りの可能性と方法を探るための研究会を立ち上げて、新しいワークショップ方式を開発したい。
こうしたプロジェクトに関心を持った人が、6人、参加してくれました。終了近くに新たに2人が参加しましたが、話し合いには入れませんでした。
プロジェクト内容はここではとても説明しきれないので省略しますが、いずれもどこかでつながっているものを感じました。
また提案者と参加者の中で、具体的な実践につながる話も出てきました。
〔1〕(「まちなかの学び舎」)と〔「食材ソムリエ」〕は、いずれもすでにそれに向けての活動を始めているので、改めて、それぞれサロンをしてもらい、更に仲間を広げていければと思います。
〔3〕(視覚的媒体を活用したコミュニケーション研究会)については、研究会の内容がやや抽象的だったので、以前から関心を持っていた方と改めて内容を育てあげて、また提案してもらおうことになりました。私が感じたのは、コミュニケーションなどと言わずに、たとえば「共感力を育てる」というように、研究会で何を目指すのかをもう少し具体的にしたほうがいいような気がしました。そういうように、やりたいことが整理されるのも、はじまり場サロンの役割にできればと思います。
いずれにしろ、少なくとも2つは動きを加速させるのではないかと楽しみです。
今回も、私には実現に向けてかなりの手ごたえがあったサロンでした。
それぞれの呼びかけにもし関心を持たれた方がいたら、ご連絡ください。発表者につなげるようにします。
なおこういうプロジェクトを、「生活事業」と位置づけ、2月から、その実現に向けて学び合う研究会を別途開催していきます。いつものサロンとはちょっと違いますが、なにか事業・プロジェクトを実現したいという方はご参加ください。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2022/01/post-2df302.html
なにか夢を語りたい、やりたいことを発表したいという方がいたら、ご連絡ください。みんなの前で発表すると、実現に向けて動き出しやすくなるかもしれません。
発表者が3人集まったら、また「はじまり場」サロン」を開催します。
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