■第13回益田サロン「寛容性から自己・非自己を考える」のご案内
細菌学者の益田さんのサロンも13回目を迎えました。
このところ「自己複製」や「変異」が大きなテーマになってきていますが、今回は「寛容性」という切り口から、改めて「自己・非自己」という問題を考えてみたいと思います。そこから「進化」「変異」「免疫」「感染」などのテーマにもたぶんつながっていくでしょう。
とても大きな問題なので、できれば今回は「生物にとって寛容性とは何か」をまずは理解することに焦点を合わせたいと思います。いわば「生命現象における寛容性総論」です。
機械にも、いわゆる「遊び」と言われるものがあって、それが重要な役割を果たしていると言われます。機械における「遊び」はあくまでも「受動的な寛容性」だと思いますが、生命体の場合は、能動的な寛容性も見られ、それが失敗して身を亡ぼすようなこともあるようです。
いずれにしろ、どこに焦点を当てるかで議論はかなり変わってくるような気もしますが、今回もいつものように、益田さんの最初のお話と問いかけを受けて、参加者のみなさんの関心に任せて話を展開させていきます。テーマが「寛容性」なので、社会の寛容性というところまで視野を広げて、議論も「寛容」に広げていければと思います。
いつも以上に、話がどう展開するかわかりませんが、参加者の関心事と益田さんの関心事が共振すれば面白い展開になるでしょう。
これまで益田サロンに参加したことのない人も歓迎です。わからない用語が出てきたら、質問すれば益田さんが解説してくれますので。
〇日時:2022年2月5日(土曜日)午後1時~3時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「寛容性から自己・非自己を考える」
〇話題提供者:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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