■湯島サロン「〈私たち〉って誰のこと?」のご案内
先日開催した「私たちに欠けているもの」を話し合うサロンの報告に対して、いくつかのコメントがありました。そのなかに、「そもそも〈私たち〉って誰のことだろうか」という問いかけがありました。
私は、「社会」という言葉は、その範囲をどう設定するかで意味合いが全く違ってくるという理由から、いつも躊躇しながら使っています。でもとても便利な言葉なので、よく使うのも事実です。もしかしたら「私たち」という言葉も同じですね。
そこで、「私たち」をテーマに話し合うサロンをやってみようという気になりました。
そんなテーマでサロンが開けるのかと言われそうですが、なにしろ湯島のサロンですから、大丈夫でしょう。
みなさんは、「私たち」という言葉を使うときに、どういう範囲で話しているでしょうか。また、「私たち」と「私たちでない人たち」との違いは何でしょうか。
誰かが言った「私たち」に、自分も入ると思う時はどんな時でしょうか。
そういえば、いまから30年ほど前に、「ミーイズム」という言葉がはやった時期があります。その頃、私は「ミーイズム(me)からウイイズム(we)へ」とある座談会で話したことがあります。全く話題にはなりませんでしたが。
こう書いているうちに、改めて、ほんとにサロンになるかなあという気がしてきました。
これ以上書くと、ますますやる勇気が萎えてきそうですので、これ以上考えるのをやめて、ともかくやってみようと思います。私一人だとしたら、やはり「私たち」という言葉は幻想なのだということもわかりますし。
どんな話し合いになるかわかりませんが、よほどお暇だったらご参加ください。
いえ、忙しくても来てくれるとうれしいです。
〇日時:2022年3月5日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「〈私たち〉って誰のこと?」
〇話題提供者:佐藤修(CWSコモンズ村村長)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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