■節子への挽歌5284:久しぶりのSF長編
節子
久しぶりにSF長編を何とか読み終えました。
スタニスワフ・レムの「地球の平和」です。
フェイスブックで読むことを公言したので、読まないわけにはいかなくなったのです。
やはり私の好みではありませんでしたし、物語も十分に追えませんでしたが、なにやら最近の地球の「平和」が象徴されているような、そんな気がしました。
文中に「パンデミック」という文字も一度だけ出てきますが、これはたぶん訳が最近だからではないかと思いますが、不気味なほど、現代が見通されているような気がしました。
以前はどうしてこういう小説をあんなにもよく読んでいたのでしょうか。
節子と付き合っていた頃や結婚してからしばらくも、かなりSFにもはまっていたはずで、読んでは節子に話をしていたような気もします。
残念ながら節子は、リアリストでしたから、話は聞いていたもののあまり関心は持ってくれませんでした。しかし長いこと私と付き合っていたせいか、なんとなく受け容れていたふうもありますが。
しかし、私の考えを大きく方向づけたものは2つあります。
映画とSFです。
大学生の頃は、授業よりも映画と小説が私の先生だったような気もします。
今回はやっと読み終えたという感じです。
いささか疲れました。
ちなみにフェイブックでは、もう2冊の本を読むことを公言してしまったので、読まなければいけません。1冊は新刊ですが、1冊はこれも久しぶりの再読です。しかしいずれも短編なので、苦労はないでしょう。たぶん。
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