■またまた牛乳ピンチ??
昨日の朝日新聞の夕刊のトップ記事は「春休み またまた牛乳ピンチ」という見出しの記事でした。
それによれば、春休みや大型連休で学校給食がなくなる5月にかけて、牛乳の原料となる生乳が余り、廃棄される恐れが再び浮上しているというのです。
昨年、牛乳が余って廃棄されるというので、それまでほとんど飲んでいなかった牛乳を毎日、2回も飲むようにしました。そのためお腹を壊してしまい、以来、どうも胃腸の具合が戻りません。困ったものです。
しかしなんとか廃棄の危機は回避されたということで喜んでいました。
にもかかわらず、またまた廃棄の危機!?
どこかおかしいでしょう。
先日の電力危機もおかしかったですが(背後の意図をついつい勘ぐってしまいます)、何かがおかしくなっている気がします。
さらにあきれたのは、その記事に、ホクレン農協連合会が「これまで生乳をつくれつくれと言っていたのに、今度は余ったから生産を押さえろという。そんなにコロコロ変わる農政はおかしい」と訴えていることが紹介されていたことです。
これを読んで心底呆れました。
ホクレン農協連合会はすべて「農政」に丸投げしていたということでしょう。それではちょっとしたことで廃棄の危機に見舞われるはずです。よくまあ、こんな発言を恥じらいもなくするものです。ホクレンはまともな組織なのでしょうか。
もう牛乳廃棄回避には加担しないことにしました。まずはホクレンのような無責任な組織をなくすことに協力したいです。これまで飲んでいた牛乳ももう飲むのをやめることにしました。まともな酪農家の牛乳なら飲もうとは思いますが、スーパーの牛乳はもう飲むのをやめることにします。
これできっと胃腸の調子も回復するでしょう。いやそうなればいいのですが。
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