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2022/03/04

■節子への挽歌5310:わが家は地味な食生活でした

節子

先週、ユカと一緒に喫茶店でコーヒーを飲みました。
そのことをフェイスブックに書いたら、早速に、私も娘と喫茶店でコーヒーを飲みたい」というコメントがありました。
しかし、私は娘よりも節子とまた喫茶店でコーヒーを飲みたいです。
まあもはやかなわぬことですが。

私も節子も節約家でしたから、一緒におしゃれな喫茶店に行ったことはありません。
2人とも下戸ですからワインを飲むこともなく、グルメもないのでわざわざお沙羅なお店に食事に行くこともありませんでした。
会社時代は、それでも収入もあったので、ちょっとはぜいたくな気分を味わったこともありましたが、基本的にはいつも地味な外食でした。
私がグルメなどにはまったく関心がなかったこともありますが、節子には悪いことをしたという思いがいまもあります。

いまもわが家の食生活は地味です。
時々、ユカがめずしいものを買ってきてくれますが、なんだかそういうものを食べること自体に、ある種の後ろめたさのようなものがあります。
新鮮な野菜と果物さえあれば、私は満足なのです。
その野菜や果物がいま高くなっているようですが。

テレビで最近食べ歩きのような番組が多いのですが、時に、こういうものを節子にも食べさせてやればよかったなと思うことがあります。
まあ節子なら、そんな高いものはいらないというでしょうが。
でも一度くらいは、とつい思うことは時々あります。
私は食べたいなどとは全く思いませんが。

 

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