■「国家間の戦争」か「国家による市民の殺傷事件」か
ウクライナ戦争の報道は相変わらずよくわかりません。
ほとんどの報道は「ロシア対ウクライナ」という国家間の戦争と捉えています。
前にも書いたとおり、私は「国家対市民社会」との争いと捉えていますので、まだその意味での戦争は始まっていません。国家権力は存在しますが、戦いの相手である市民社会がまだ成立していないからです。
そろそろ銃砲の向きが変わるのではないかと思っていますが、なかなかそうならない。
むしろクーデター説のように、国家内部の権力争いの話が出て来てしまっていて、やはり国家という制度はまだまだ盤石のようです。
「立ち上がること」に関して前に書いた記事に関するコメントを読ませてもらうと、みんな全く理解していただいていないようですが、国家間の戦争に関しては、私は「立ち上がること」はありません。立ち上がったらいずれにしろ国家の側になるからです。
言い訳がましいので書くつもりもなかったのですが、いろんな人からメールまでもらうので、蛇足と思いながら書くことにしました。
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