■節子への挽歌5309:ひなまつり
節子
ひな祭りににこから招待されました。
にこは着物が好きなそうで、着物に着替えていました。
私は最近、にこから少し嫌われているのですが、ケーキをお呼ばれしました。
最近幼稚園で行われたバレンタインの時の発表会のビデオも見せてもらいました。
出し物のひとつは「ブレーメンのおんがくたい」ですが、にこの役は泥棒役でした。
4つの役があるのですが、泥棒役は人気がなくて誰もやり手がなかったのだそうです。
それでにこがやると言って手をあげたら、ほかにも数人が手をあげたのだそうです。
にこは、泥棒役だからといって、上下黒い地味な服装でした。
昨年は、ヒラヒラした服装だったのに、今年は一番地味な服装でした。
その後、節子さんにも着物姿を見せると言ってお線香をあげに2階に来てくれました。
時々花を持ってきてくれているのです。
その後、一緒に散歩に行こうかと誘ったらまた断られました。
困ったものです。
私はにこの名前を、いつもきちんと呼ばずに、「にこべえ」とか「にこたん」とか、時には「ちびたん」などと呼んでいるのが気にいらないのかもしれません。
その後、娘たちとにこは道路でサッカーをやっていました。
その元気は私にはありません。
節子がいたらさぞかしにぎやかなひな祭りになるのでしょうが、どうもこういうのは苦手です。
| 固定リンク
「妻への挽歌20」カテゴリの記事
- ■節子への挽歌5354:「畑に行かない券」のプレゼント(2022.05.30)
- ■節子への挽歌5353:81歳まできてしまいました(2022.05.30)
- ■節子への挽歌5352:落ちてきたひな鳥(2022.05.27)
- ■節子への挽歌5351:畑に2回も行きました(2022.05.26)
- ■節子への挽歌5350:元気がだいぶ戻りました(2022.05.25)
コメント