■湯島サロン「理学療法士から見て最近思うこと」のお誘い
最近、私の周辺では、身心のバランスを崩す人が少なくありません。
コロナ禍もありますが、どうもそれだけではありません。
社会がなんだか少しおかしな方向に動いているような気がしてなりません。
そんな時、うれしい申し出がありました。
長年、理学療法に取り組みながら、被災地支援に取り組んだり、リハビリテーションを理念にその知見を海外にも広げようとしたりしている山本尚司さんを、サロンによく参加される鈴木あかりさんが紹介してくれたのです。
山本さんは理学修士で、フィジオ運動連鎖アプローチ協会の代表として道場生を全国にお持ちで、ご自身でもオリンピックに帯同されたり、理学療法協会の理事を務められたりと、常にユニークで先駆的な活動をされている方です。
4月から中国に赴任予定だったのですが、昨今の社会事情により出発が遅れているとのことなので、ご無理を言って、出国前に急きょ、サロンをお願いすることにしました。
最近は、知識や言葉が氾濫し、フェイク情報も多く、なかなか社会の実相はつかみにくいですが、長年、理学療法士として個人の身体と付き合っているだけでなく、被災地支援などで社会とも生々しく触れ合っている山本さんには、今の社会が向かっている先がよく見えているような気がします。
言葉や知識と違って、身体は嘘をつかないでしょうし、そうした身体を通して社会と触れ合っていれば、社会の実相は見えてくるでしょう。
山本さんは、3.11後、支援の遅れていた福島にいち早く医療チームを率いて向かい、混沌とした人間のリアルな姿を目の当たりにした体験もあり、その時の体験記録もつくられているそうです。
そういう話も含めて、山本さんのリアルな体験を踏まえて、山本さんが見ているいまの社会の実相や人の生き方への問題提起をしていただき、私たち参加者も自らの生き方や社会のあり方を考えられればと思います。
急なご案内ですが、ぜひ多くの人に参加していただきたいと思っています。
なお、いつもより開始時間が1時間遅い3時からですので、ご注意ください。
〇日時:2022年4月29日(金曜日)午後3時~5時
*いつもより開始時間が1時間遅い3時からですので、ご注意ください。
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「理学療法士から見て最近思うこと」
〇話題提供者:山本尚司さん(元日本理学療法士協会理事)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com (佐藤)
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