■節子への挽歌5322:またまた疲労困憊
節子
疲れました。
今日は自称ジョーカー予備軍の若者と5時間以上付き合いました。
彼にサロンをやってもらったのですが、そのサロンには彼と同じような体験の人も複数参加し、いささか気を使ったこともあります。
ジョーカー予備軍の若者は、1年ほど前に会った時にはまだ入院するほどでしたが、今は一人住まいをしていて、気分的にはかなりよさそうです。
サロンを頼むのもいささか迷ったのですが、彼が乗り気だったのです。
しかし、サロンの前日、いささか気になるメールをもらいました。
話そうと思い過去を思い出したら、号泣が止まらないというのです。
内観がいい方向に行くこともありますが、悪い方向に行くこともある。
気になって無理をしないでいいからとメールしました。
そういうこともあったので、サロンのはじまる前に会うことにしたのです。
ところが全くの杞憂でした。
彼はむしろサロンで話すのをワクワクしているというのです。
もっともそれはそれで要注意なのですが。
彼とサンドウィッチを食べながら、心を開いて話しました。
彼との関係が一挙に縮まった気がします。
その分、疲労感に襲われました。
サロンでの彼の話は見事でした。
参加者の中にも彼と同じ体験をした30代と40代の人がいました。
30代の若者の母親も一緒でした。
それぞれは面識はありますが、それぞれはかなり違うのです。
しかも参加者の中には、そういう人たちの気持ちなど全く理解せずにもっともらしい理屈を並べる人が少なくないのです。
そういう人たちが、引きこもりや不登校や精神障害を引き起こしているという気さえしますが、本人たちはそんなことには全く気付いていない。
というわけで、サロンも疲れました。
サロンが終わっても最近はみんななかなか帰らない。
しかし、みんなが帰った後、ジョーカー予備軍の若者とまたふたりで話せました。
彼から始めて相談できる大人に出会ったというような言葉をもらいました。
彼には、そういう人がいなかったのです。
帰宅してから疲労感がどっと押し寄せてきました。
そしてパソコンを開いたら、またある人から、面談のお願いと言うメールが届いていました。
それを読んだら、またやりきれない気持ちになってしまいました。
というわけで、昨日は何もする気力がなくなり、タケノコ料理を食べて、寝てしまいました。
今日は意図的に何もせずに、元気を取り戻すことにしました。
それにしても何かから解放されると、また新しい問題が押し寄せてくる。
そういう状況から解放されないめぐりあわせなのでしょうか。
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