■節子への挽歌5328:また(軽く)倒れてしまいました
節子
5月に入ってしまいました。
どうも挽歌を書く習慣が戻ってきません。
まあいろいろとありすぎるのかもしれません。
もちろんそれは理由にはなりませんが。
今日から再開します。
再開と言えば、今日から再開したことがもう一つあります。
今日は初夏のような天気だったのですが、午前中、ユカが外出していたので、今年初めて「畑」に行きました。草が覆い茂っているだろうなとずっと気になっていたのですが、ユカからはもうやめろと言われているのです。
畑と言っても宅地の空き地なので、野草がすごい。それが気になっていました。
ユカが出かけた後、11時前に畑に行きましたが、やはりすごい状況です。
鍬などの農具はどうもこの野草の中に埋もれているようです。
鎌だけは持って行ったのですが、野草を借り出したら実に面白い。
いろんな生き物にも出会いますし、ミョウガやフキなどの食べられる野菜にも出会います。
今日は様子見のつもりだったので、帽子もかぶらずサンダル履きでした。
陽射しは強いですが、水筒なども持っていきませんでした。
しかし覆い茂る野草を見るとなぜか刈りたくなってきます。
作業に熱中していたらユカから電話、畑にいると言ったら、帰って来いと言われました。
そこで気づいたらもう12時を回っています。
さて問題はそこからです。
立ち上がったらめまいがする。少ししゃがんで様子を見ましたが、回復しそうもない。これはもう「気力」で帰るしかない。
自転車に乗るのはあやういので、支えに自転車を使いながら、何とか自宅に到着。玄関に入った途端にたおれて動けなくなりました。
まあ毎年何回かやってしまうのです。
帰宅していたユカに声をかけてスポーツドリンクを持ってきてもらいましたが、それを飲むのもつらい。
何回もあることなので、ユカは呆れて水をおいたままいなくなってしまいました。
困った娘です。いや彼女に言わせると困った親なのですが。
10分ほど倒れていたら何とか歩けるようになりました。
ユカはどうしていつも暑い最中に無防備で畑作業に行くのか、せめて水ぐらい持って行けと言います。長年付き合っているのに、親の性格をまるでわかっていない。
私自身は、暑くないと畑作業には生きたくないし、何かを持って歩くのが嫌いなので、水筒も持ち歩きたくない。この習性は直りようもないのです。
さて畑というか野草畑は少し刈り取られて道もできました。
今度はにこを誘うと思いますが、行くかどうか。
しかし時々、倒れるほどの状況になるのはいいものです。
いつかそのまま逝けるかもしれませんし。
それに少なくとも、最近、ちょっと滅入っていた気分が少しすっきりしました。
さて明日からは畑も挽歌も再開です。
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